ごきげんよう、みかねーです。
電車で座っているとき、自然に足が開いてしまって「はっ!」とした経験ありますか?または昔はそんなことなかったのに、最近は多いような気がする、とか。
気づいて足を閉じても、またふーっと開いてしまう。これ、結構恥ずかしいですよね。
開いてしまうことを防ぐために足を組んじゃったら、骨盤のゆがみにつながってしまうので、できればそれは避けたい。
こうした体の癖にはちゃんと理由があります。理由があるので、対処法もありますのでご安心ください。
Contents
自然に足が開いてしまう原因
・姿勢のゆがみ
・筋力の衰え
このふたつが主な原因。
座っていると自然に足が開いてしまう人は、骨盤が前傾の反り腰タイプに多いと言われています。
足を閉じるために必要なのは、股関節を閉じる動きを働かせる内転筋という筋肉群。筋肉のバランスが悪いと足の歪みの原因にもなるし、それが骨盤の歪みにもつながってしまいます。
内転筋は、骨盤と連動して足を閉じたり、足を持ち上げる動作の補助をしています。
歩行や体を支えるための重要な役割を担っているんです。
内転筋が弱いとО脚になりやすいため、真っすぐなキレイな脚を目指したければストレッチやトレーニングが必要。
いくら筋トレをしても筋肉が硬いままだと、関節の可動域が広がらないのでストレッチも重要です。
歳と共に筋肉は衰えていくので、あれ?足が自然に開いちゃうかも、と感じたときこそ足の筋肉を鍛えるきっかけと思って、簡単なストレッチやトレーニングから始めて下さい。
内転筋群を鍛えるメリットについては、下の記事にまとめましたので、こちらも参考にしてみてね。
あのね、ここだけの話し、皮下脂肪がたっぷりついて逞しくなってしまった足の場合、肉が邪魔をして足を閉じられない、ってこともあるでしょー。
それは、まず脂肪を減らすことが先決。
対処法
姿勢の歪みは、様々なところに影響が出てくるので、面倒だなと思っても少しずつでいいから歪み対策のストレッチなどをやってあげてくださいね。
反り腰矯正ストレッチ
最初の方に反り腰チェックの方法もあるので、やってみて下さいね。
2番目の四つ這いになって背中を丸めたり反ったりする動きは、ヨガやピラティスでもよく行われます。腰や背中が硬いと腰痛の原因にもなるので、トライしてみてね。
内転筋ストレッチ&トレーニング
動画は好みもあるし、やりやすいと感じる方法も人によって違うと思いますが、参考にしてくださいね。
ワイドスクワットも太もも内側を鍛えるのに有効なトレーニングです。個人的にはワイドスクワットは好きなトレーニングなので、体を動かすことが嫌いでなければ挑戦してみて下さーい。
簡単ストレッチ
片足を斜めに開き、もう片方を折り曲げての前屈は、広げている足のつま先の方向で伸ばす筋肉のパーツがちょっとずつ違ってきます。
画像は脚に向かって前屈していますが、無理のない範囲で前に上半身を倒します。
足首は曲げたまま、外側方向に向けて前屈をすると脚の内側のストレッチ。つま先を内側に向けると脚の外側のストレッチになります。
つま先の位置を変えて行うと、脚全体のストレッチになるので試してみてね。
すぐできる簡単だけどちょっとキツイ方法
椅子に腰かけ、両脚をぴったりとくっつけて座ってみると、内腿に力が入っているのを感じられますよね。
仕事をしている時でも、この姿勢をキープする時間を少しずつ長くしていけば内腿の筋肉が鍛えられます。と、これを書きながら私も試しにやっているんだけど、思った以上にきつい。
同時にお腹に力を入れて背筋を伸ばせば、体幹も鍛えられます。
さて、何分できるでしょうか?挑戦してみてね。私はまず5分やってみるわ。おっと、タイマー鳴りました!
結構5分て長いけど、きょうは5分、明日は6分、と少しずつ長くしていけば、いつの間にか膝を揃えていることが当たり前になってくるかもしれませんからね。
ちなみにトップ画像の女性がしている「モデル座り」は、結構あちこちの筋肉使うんです。試しにやってみて。長時間この姿勢では座っていられないから。
まとめ
対処法はいろいろあるけど、要は姿勢の歪みを作らない生活が大事だし、歳とともに衰えていく筋肉を放置しないことが必要です。
今回は「自然に足が開いてしまう」ことを例にしただけで、やっていただきたいことは体を動かすことに尽きます。
しつこいほど書いていますが、体を動かすことはメリットこそたくさんあれど、デメリットはありません。
下半身には大きな筋肉が集まっています。それらを鍛えることで、歩行障害やつまずきによるケガが防げます。
いやー、まだまだそんな年じゃないし、と思っていても、あっという間にシニアになっちゃうんですよ。そこから慌てるより、今から自分に合った続けられる体の動かし方を見つけておいた方がいいと思うよぉ。
「気が付くと足を組んじゃっている」人も、原因は同じ姿勢の歪みと筋肉の衰えによるものです。
そうなのよ。姿勢の歪みって、あっちやこっちに幅広く影響を及ぼして浸潤していくから恐ろしい。
是非是非、運動習慣を身につけて筋肉量の減少に逆らってくださいね。
それではまた、ちゃおっ
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