ごきげんよう、みかねーです。
最近、ホットピラティスの気持ちよさと効果を感じ、ちょいとはまっているもんですから、「リフォーマー(マシン)を使って行うピラティス」ってのがあるらしいことを小耳にはさみ、どーしても体験してみたくなり行ってきました。
週に1回参加しているホットピラティスクラスは、やればやるほどじっくりと筋肉を使って体を動かす気持ちよさと身体への効果を感じています。
リフォーマー(マシン)を使っても基本的な動きは、マットの上で行うピラティスと同じです。
じゃあ何が違うのか?
体験してきた感想と共に、リフォーマーピラティスの特徴や効果、どんな人に向いていると感じたか等を口コミいたしますね。
リフォーマー(マシン)ピラティスとは?
1920年代に、ドイツの従軍看護師だったヨゼフ・ピラティスが考案し、第1次世界大戦の負傷兵のリハビリテーションのために実施された、ヨガや太極拳を取り入れたエクササイズ。
ヨガのような腹式呼吸ではなく胸式呼吸で、体幹の深層筋を鍛えることを特徴とする。
欧米のバレエダンサーたちが愛好しているという話題とともに、日本では2005年ごろから流行が始まった。
簡単に言うと、深層部の筋肉を鍛えるためのエクササイズです。
ピラティスを考案した「ヨゼフ・ピラティス氏」が、リハビリのために考案した「リフォーマー」と呼ばれているマシンを使って行います。
元々、ピラティスはリフォーマーを使ってスタートしているので、マットで行うピラティスの方が後発。
このように横になれるベッドのようなリフォーマーと呼ばれている台に、強度の違うスプリングや手や足に掛けるストラップ、足を置いたり手で握ったりするバーなどがついています。
ピラティスのマシンにはいくつか種類がありますが、このリフォーマーを使うレッスンが一般的です。
背中を置いているボードは可動式で、写真のようにストラップを引くとボードがスライドする仕組み。
ピラティスさんが考案したのは今から100年ほども前のことですが、全身くまなく鍛えられるように作られていて、すごいんですよ。
マイナーチェンジはあったかもしれないけど、今でも使われてるってことは、それだけ結果が出る証でもあるということです。
マットピラティスと効果は違うの?
こちらにも書いていますが、ピラティスの効果は「美しい姿勢」と「代謝アップ」。
体には、肩の三角筋や胸の大胸筋、お腹の腹直筋など、鍛えると変化が目で確認できる表層筋(アウターマッスル)と、お腹なら腹横筋、股関節は腸腰筋、背中だと脊柱起立筋などの深層筋(インナーマッスル)という筋肉があります。
ピラティスは、ゆっくりとした動作で呼吸と共に深層筋(インバーマッスル)を鍛えることが目的なので、マットで行ってもマシンを使っても効果は同じです。
内側の筋肉を鍛えることが目的なので、「美しい姿勢」を作るためには非常に効果的。
「代謝アップ」が狙えるのは、じっくり&しっかりと筋肉を動かすことによります。筋肉量が変わらなくても、使っている筋肉の方が血流、代謝ともに促してくれるし、加齢による筋肉減少も食い止められます。
血流がよくなることで、冷えやむくみのある方は改善が期待できます。
平均的な室温で行うので大量発汗はしませんが、じんわりと体が温まり汗が出てきます。
筋トレも自分の身体の重さだけを利用した自重トレーニングより、バーベルを使用してより負荷の高いトレーニングをした方が辛いけど効果は出ます。
マシンピラティスも同じように、付属バネで負荷が変えられるため、上級者になればより高付加で行うことができます。
マシンを使うと何が違うのか?
マットの上で行うピラティスより、マシンの補助があることで、姿勢を作る際の補助的役割をしてもらっている感覚があります。
膝を立てお腹に力を入れて、骨盤からゆっくりと上体を後ろに倒すピラティス基本の動作の場合、マシンの足元あるベルトに足先を引っ掛けて行えるため、ちょっとだけラクチンだったし、マットで行うよりお腹に集中できました。
肩や胸周りの筋肉を使う動きでは、ストラップを握って引いたり戻したりすることで、何も使わずに行うマットでのピラティスより負荷がかかります。
マシンの補助があることで、筋肉量が少ないお年寄りでも行うことができる姿勢もあるし、スムーズに動ける場合もあると同時に、高負荷で行うこともできる多面的機能があります。
強度の違うバネが3種類付いていて、それを調整することで負荷が変わります。
ピラティスを行うときに最も大切なのは、体の位置や向き。マットピラティスの先生も「違っていたら細かく直しますので、悪く思わないでねー」とおっしゃっています。
マシンの補助があることで、体を正しい位置に設定しやすく、そのため負荷をかける部分に集中できると私は感じました。
どんな人に向いているか?
海外の動画なので字幕は入っていないし、ちょっと長いんだけど、使い方がよくわかるのでご興味がありましたら観てね。
ピラティスも筋トレなので、姿勢が大事。
初心者から経験者まで、全ての人が使えるマシンですが、使い方が違うと効き目や効果が違ってきてしまうので、最初はパーソナルか少人数で行っているレッスンの方がいいと思います。
ベルトやボード等で姿勢の補助をしてもらえる点は、運動習慣がない人や初心者の方に安心ですが、筋力に自信はないけど体幹は鍛えて姿勢を改善したいと思っている方は、まずマットピラティスからスタートした方が基本が学べていいように感じました。
痩せるためにピラティスにでも通ってみようかな、と考えている方がいらしたら、すぐに効果は出ません。継続が何より大事です。
ただ、姿勢のゆがみがあるとダイエットをしても効果が出にくかったり、美しいボディが手に入らないので、まずは姿勢を改善しよう!と考えているならピラティスはぴったりです。
長年かけて歪んでしまった姿勢を修正するには、時間がかかるし、筋肉量が減っている体の筋肉を使って体幹を鍛えていくんだから、じっくり取り組むことが必要です。
まとめ
何でもやりたくなっちゃう私は、もしかしたら体験レッスン荒らしになってるかも・・・と思っちゃったんですけどね。でも、体験してみなくちゃみなさんにもお伝え出来ないですもん。
新しいことって、すごく楽しいです。
マシンピラティスはゆるい筋トレになるので、結構辛い姿勢とかもあったりするんだけど、終わったときに体が軽くなったような感じ、解放されたような感覚があります。
楽しかったし、ちょっと続けてみようかなと思っています。
週一のホットピラティスに、週一のリフォーマーピラティス。加えてスポーツジムにも通い、私の毎日はジム中心に回っています。楽しぃぃぃ~。
激しい運動をやり過ぎて、腰が痛いかも、筋肉硬くなってるかも、と感じている方にもおすすめです。
それではまた、ちゃおっ
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