ごきげんよう、みかねーです。
50代半ばの女性から「体力がありませんが、ヨガかピラティスをやってみたいと思っています。どちらがいいでしょうか?」というご相談をいただきました。
ありがとうございます。嬉しいです。
こういうご相談も大歓迎です。
ヨガもピラティスも週1で参加している私なりの回答を書いてみたいと思いますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
ヨガとピラティスどちらがいいですか?というご相談
体力がないとおっしゃる50代半ばの女性から「ヨガかピラティスをやってみようと思うのですが、どちらがいいでしょうか?」というご相談。
日頃、なるべく歩くようにしているものの、すぐに疲れてしまうとのこと。
多分、正しい姿勢で歩くための筋肉が弱っているため、歩けば歩くほど疲労感が増すのだろうと思います。
そのまま続けていると腰や膝が痛くなってしまう可能性もあるので、正しい姿勢で歩けるように体幹の筋肉を強化する必要があると感じました。
体幹のインナーマッスルを鍛えるためには、ピラティスがおススメですが、ピラティスは地味にきついから、できないことが多くて挫折感を味わい運動を続ける意欲がそがれてしまうと勿体ないので、まずは初心者向けのヨガから始めたらいいかなぁと思います。
話しはちょっと逸れますが、まだピラティスが日本で一般的じゃなかった頃、ご縁があって体験会に参加したことがあったんですね。
その頃の私は運動とは無縁だったので、ほぼ全てのことが滅茶苦茶きつくてできないことばかりでした。
その時、ピラティスってのは苦行でしかない!一生、縁はないと思っていました。今はやってるけどね。
そんな経験もしているので、強烈な挫折感を味わわずに続けられる、ということもすごく大事だと思っています。
ヨガとピラティスの目的の違い
ヨガとピラティスは似ていると思われがちだし、どちらも教えられるインストラクターさんが多いことも事実ですが、それぞれの目的を知ると大きな違いがあることがわかります。
ヨガの本来の目的は「苦痛からの解放=快適で安定した心を作ること」にあります。
ポーズでは体の歪みが矯正され、柔軟性や体力が向上するなどの効果がありますが、そこにゆったりした呼吸や瞑想を組み合わせることで、集中力が高まり、おだやかで揺るぎない精神状態を作りだすことができます。
ヨガジャーナルより
ピラティスはリハビリを目的として誕生した運動法で、第一次世界大戦中の1920年代にドイツのジョセフ・H・ピラティスが考案したエクササイズです。
ドイツ軍の看護師としてケガをした兵士のリハビリを提案して、多くの人々の筋力向上にエクササイズが利用されていました。
zenplace より
ヨガは体だけでなく心の開放も目的としていますが、ピラティスはインナーマッスルを鍛えるエクササイズです。
呼吸法もヨガは腹式呼吸ですが、ピラティスは胸式呼吸です。
初めてピラティスで「左の肺で呼吸して」とか「右の肺だけを膨らませて」と言われた時は、なんのこっちゃ?と思いましたが、今はできるようになっています。継続は力!
でも、最初のうちは呼吸の仕方を意識しすぎて動けなくなっちゃうより、とにかく息を止めずに呼吸ができていればOKですから。
ヨガはバランスが鍛えられるようなポーズがたくさんあるので、バランスをつかさどる筋肉が弱ってくる年齢の女性にも激しくおすすめです。
どちらを選ぶべきか?
似て非なるものですが、好みもあります。私はピラティスの方が好きです。
でも、体力に自信がなく、歩いてもすぐに疲れてしまうようなら、負荷が軽い初心者クラスのヨガから始めることをおススメします。
ヨガスタジオならたくさんのヨガクラスが開催されていて、例えばLAVAなら
・普段カラダを動かさない人も無理なく楽しめる「ビギナーヨガ」
・ゆったりとした音楽に合わせてポーズと呼吸をする「ヨガフローリラックス」
・骨盤のゆがみを調整し美しい姿勢を目指す「ボディバランスヨガ」
などがあります。
また、ホットヨガカルドだと
・初心者がヨガに親しめる「ビギナーヨガ」
・日常生活で溜まりがちな体の疲れや緊張をほぐす「リフレッシュヨガ」
・ポーズを通じて体をほぐし、美しい姿勢を維持するために必要な筋肉を刺激する「姿勢改善ヨガ」
など。
レベルや目的に合わせて選べるし、もしレッスンの中でできないことやキツイと感じることがあったら、その場で休んでいても全然問題ありません。
どちらもスタジオによってスケジュールが異なりますが、週に1回程度ピラティスクラスが実施されているスタジオもあります。
ホットヨガはちょっと・・・という方は、どこのスタジオでも必ず初心者クラスがあるはずなので、地元のヨガ教室を探して入会時に体力がないけどトライしてみたいことを伝えたら、小さなスタジオこそ細かく要望に応えてくれると思います。
もうひとつの選択肢
大手スポーツジムが導入しているフィットネスプログラム「mossa」や「LesMills」には、ヨガとピラティスを組み合わせたプログラムがあります。
mossaなら「グループセンタジー」、LesMillsなら「ボディバランス」
これらのプログラムだと、ヨガとピラティスどちらの要素も入っているため、1回のレッスンで両方体験できます。
音楽と共にサクサクと進んでいくので、最初は戸惑うかもしれないし好みがあるかもしれないけど、個人的には体が整うとともにインナーマッスルも刺激できて一石二鳥と思っています。
体を動かすときに音楽が聞こえると、不思議と励まされたり、エネルギーが沸いてきたりするように私は感じます。
まとめ
案ずるより産むがやすし!です。
考えていると無理かも、と思うかもしれないけど、やってみたら想像以上に楽しかった!ということになるかもしれないじゃないですかっ。
それはやってみなくちゃわかりませんから。
都会と地方都市では選択肢の幅や数が違うと思うし、選べる中から最高を選択できなかったとしても、スタートしたことで得られることは必ずありますから。
やってみて「これは合わないな」と感じたら、次に移ればいいだけのことです。
そうそう、昨日はダイナミックヨガクラスだったんですね。
膝を肘で押さえて、膝を抑えている手をもうひとつの手と結ぶ・・・って・・・・私には無理でした。足がつりそうになりましたよ。
できない自分を心の中で笑い、まだまだ硬いなと反省し、悔しい思いは次のバネにします。
それではまた、ちゃおっ
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