ごきげんよう、みかねーです。
少し前、TVを見ていて、連続ドラマに出演中のある女優さんのバストポイントがとっても気になったんですね。
役柄はクールなキャリアウーマン。ところが、バストポイントが高いことで幼い印象が漂い、役柄とは違った印象を感じてしまうんです。
バストは高さによって、人に印象付ける年齢的なイメージが変わってきます。
下着の仕事をしていたからこそ、役柄とは真逆イメージになってしまう「幼さ」を感じるのがバストポイントによるものだとわかりますが、同じドラマを見ていてもピンポイントでそこを感じる方は多くないだろうとは思います。
でも、バストは身体のセンターにあるため、意識しなくても目に入ってくるので、バストポイントの作り方次第で相手に与える印象が変わってきます。
これはスタイリストさんが、注意すべきポイントでしたね。
ということで、きょうは「バストポイント」に付いて考えてみようと思います。
バストポイントとは?
服を着た時のバストの一番高い位置を「バストポイント」と言います。上の写真で赤線を引いた辺り。
ここは着けるブラによって違ってくるので、同じ服を着ていてもバストポイントの位置によって印象が変わるため、ブラ選びはとっても大切。
自分が表現したいイメージを服で作り上げたとしても、バストポイントの位置で、表現したい自分から遠くなってしまう可能性もあるので侮れません。
位置によって印象が変わる
胸が膨らみ始める年齢の女の子は、すごく高い位置にバストポイントがあります。バストの位置を高く作ると幼く見えるのはこのため。
反対にバストポイントが低いと老けて見えがちですが、セクシーな印象にもなります。ただし、バストの大きい人は、バストポイントが低いとだらしない印象にも見えるのでご注意!
グラマーバストさんは、ストラップレスやヌーブラはバストのためにも諦めた方がいいと私は思っていますが、そこは個人の好みもありますしね。
グラマーバストさんのスマートなバスト演出は、体の両側にバストが広がらないようなしっかりホールドしてくれるブラがおすすめです。
位置も大事ですが、同じようにバストの形でもイメージが違ってきます。
補正系で有名なインポートブランド「コレール」やドイツの「スーザ」のブラは、比較的高い位置でシャープな尖ったバストメイクをするので、バストが横に広がらずシャープでクールなイメージに。
エレガントなニットやスーツにぴったりだと思いますが、カジュアルな装いの時にはナチュラルな丸みのあるブラをセレクトした方が、全体がよりナチュラル感のある仕上がりになります。
たかがバストの位置や形ですし、意識していない人が多いとは思いますが、体のセンターにあり正面から人と向かい合った場合、意外と目に入るので服を着た上からチェックしたいパーツです。
上の画像はバストトップとは全く関係ないようですが、実はパリ郊外のサントル地方ロワレ県のオルレアンにあるコレール本社の写真。
いかにもパリ郊外!という雰囲気が漂う邸宅のような本社に、女心がくすぐられませんか?
服選びと同じレベルでブラを選ぶ
お出かけするときに、行く場所や時間、相手に合わせて服選びをすると思います。でも、その服に合わせてブラを選ぶ女性、どれだけいらっしゃるかしらん。
いつも同じブラをしている、考えたことがない。という女性には、是非、服に合わせたブラ選びもしていただきたいなぁーと思います。
キュートな服のときは、少しバストを高く丸めに演出、カジュアルな服のときは丸みのあるナチュラルなバスト、エレガントな服を着たときは少し高さを出してバストの存在感が香るブラ・・・みたいな感じでね。
これは体形が違うと出来上がるバストの形も若干違ってくるので、初めてのブランドを購入するときは、ブラを試着した上から服を着て鏡でチェックしてみることをおススメします。
カップ付きインナーについて
S・M・Lというサイズ展開のブラもありますが、バストのことを考えたり、服と総合で「素敵」を演出したい場合、やっぱり自分に合ったサイズのブラを用途に合わせていくつか持っておくべきと思います。
カップ付きインナーだと、しっかり支えるというよりは、ある程度の位置に収めているだけになるためバストが動きやすい環境にあります。
これは「ヌーブラ」も同じこと。バストに張り付けているだけで、他に支えがないため、服によってはヌーブラに頼らざるを得ないこともあるでしょうが、下着屋としてはおススメしません。
おっぱいは乳腺と脂肪とクーパー靭帯によって形成されており、一度傷ついてしまったクーパー靭帯は、2度と元に戻らないと言われています。
だから「揺れ」という刺激でクーパー靭帯が傷つかないよう、きちんとバストを支えてくれるブラをしていた方が美しい形が維持されるということになります。
そして、大事なバストは日常だけでなく、スポーツシーンでもきっちり守ってあげることがとても大事になります。
これはおっぱいが小さい人も大きい人も構造は同じなので、小さいからいいや・・と思っていると、小さいなりに下垂したり、ハの字に広がってしまったりしますからね。
どうしてもブラの締め付け感が苦手という方は、外出時はきちんとしたブラ、家に帰ったらラクチンカップ付きインナー、というように使い分けることがおススメです。
歳を重ねると、どんどん体を開放したくなる傾向はありますが、体形維持を考えたらきちんとブラを着けていた方がいいです!
オシャレとラクチンは、イコールにはならない!と私は思っています。
まとめ
実は去年の夏、ブラのアンダー部分に皮膚トラブルがあって、ブラよりもアンダーにストレスがないかと思ってカップ付きキャミソールを買って試してみました。
でも、結局アンダー部分にゴムが使われているので、身体が動くことでゴム部分の刺激があり、全く解決になりませんでした。
ちなみに私は、出かける際服を着て鏡でチェックしたとき、なんとなくバストイメージが違うな・・と思ったら、ブラを取り替えます。
たかがブラですし、たかがバストポイントですが、結構相手に与える印象が強いパーツ。鏡の前でお手持ちのブラを着けた上で服を着てチェックをなさってみてくださいね。きっと何かがわかると思いますわ♪
それでは、また。ちゃおっ
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