ごきげんよう、みかねーです。
「あれ?ちょっと太ったかしら?」と思ったら、食べる量を意識し、1日の摂取カロリー量を調整するのはダイエットの常識でしたよね。
女性が1日に摂取するカロリーが消費するカロリーを超えたら「太る!」というのが、今まで当たり前のことでしたもの。
ところが、今は摂取カロリー量が肥満に与える影響は大きくないと書かれている本がたくさん出ています。
今まで信じてきたことを根底から覆す新常識が「ダイエット中の女性はカロリー摂取量を気にしなくてもいい!」ということ。ホントー?と思いますよね。
すぐに実践するのはちょっと勇気がいりますが、その新常識についてわかっていることをまとめました。
Contents
「カロリー制限は必要ない」という新常識のおススメ本
歳を取ると、新しいことが自分の中に定着しにくくなってきますし、固定概念を書き換えることも難しくなってきます。
でも、世の中は日々進化しているし、昨日の常識がきょうの非常識になることもたくさんあります。
頭の固い中年おばさんのままでいるか、柔軟な考え方ができる中年おばさんになるか、選択の余地はありません。柔軟な方が、自分にとって絶対にお得ですもん。
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ダイエットに「カロリー制限は必要ない」という新常識がよくわかるのがこの2冊。
下の「トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ」はびっしり書いてあるかなり分厚い本なので、さくっと読めるほど手軽ではありませんが、エビデンスも紹介しながら非常に詳しく書いてあります。
エビデンスはアメリカでの実験になるため、日本人に当てはめると多少の誤差はあるかもしれませんが、人の体の仕組みは万国共通なので参考にはなります。
私も自分の考え方に固執しがちなところがありますが、ここは切り替えて「カロリー制限は必要ない新常識」を素直に受け入れたいと思っています。
ダイエットにカロリー制限は必要なし!の理由
200kcalの食材
・白米 120g
・カルビ肉 40g
・ミックスナッツ 30g
・100%オレンジジュース 500ml
・マヨネーズ 大さじ2.5杯
・シーザーサラダ 1人前
これは全て200kcalですが、白米とオレンジジュースは糖質が高いため、ダイエット中は避けたい食材になります。
例えば、コーラ・バター・イカを同じカロリー量で比較した場合、コーラはほぼ全てが糖質ですが、バターは脂肪で糖質はゼロ、イカはたんぱく質・タウリン・亜鉛という多数の栄養素を含んでいます。
このように、同じカロリーであっても含まれる栄養素や糖質量などが違うことから、カロリーだけで1日の食事を考えることがダイエットにつながらないことがよくわかります。
じゃあ、1日に必要な摂取カロリー量を大幅に超えてしまってもいいのか?何を食べてもいいのか?という点については、カロリーに注目するのではなく摂取する食材の栄養素が重要であるということです。
カロリーオーバーになってしまう一番の食材は「脂」ですが、脂は体内で必要量を様々な組織に変換したのち燃焼され、余った分は体外に排出されます。
そのため、カロリーという点だけを見ればそれほど気にする必要はないけど、注目してほしいのは脂の種類です。
動物性の脂を摂りすぎれば腸内環境に悪影響があったりするし、揚げ物は体の酸化に繋がってしまうため、ダイエット中でなくても摂取する脂はしっかりと選ぶ必要があるんです。
女性に必要な1日の摂取カロリー量
日々の活動量によっても異なりますが、40-50代女性の1日に必要な摂取カロリー量は1,700-2,000Kcalほど
最近は、必要量のカロリーが摂取できていない女性が多いそうなので、栄養面・健康面を考えたら、自分の食事内容をしっかり把握せずに摂取カロリーを減らしてしまうのはNGです。
食べたものを消化・吸収するときには、「食事誘発性熱生産」でエネルギーが使われるため、単純に食事の量や回数を減らすだけではダイエットにつながりません。
食事誘発性熱生産とは?
食事誘発性熱産生は、食事をしたとき体内に吸収された栄養素が分解されて、その一部が体熱となって消費されるエネルギーのこと。消費カロリーの約10%が食事誘発性熱産生と言われている。
カロリー計算は止めちゃおう
ダイエットしよう!と思い立っても、毎食のカロリー計算なんて面倒ですよね。じゃあ、やめちゃいましょう。
そこに時間を割くよりも大事なのは、糖質を摂り過ぎず毎食バランスよく食べること!
じゃあダイエット中の食事で目安にすることは何なのか?
・砂糖を使った料理を控える
・揚げ物は食べない
・もう無理!という限界量まで摂取しない
・トランス脂肪酸が入ったものは避ける
・麺類、ピザなど小麦粉を使ったものは控えめに
このようなことに気を付けていれば、カロリーを気にせず食べても大丈夫です。あ、間食や味のついた飲み物がNGなのは当たり前のことなので書いていません。
極端なカロリー制限をするとおこること
人間の身体ってのは非常に精巧にできておりまして、摂取するカロリーが低下すると体が省エネ状態になります。
少ないエネルギーで体を維持しようとするわけです。ダイエットのためにカロリー制限をしても、消費カロリーまで減ってしまっては全く無意味です。
体が省エネ状態になると、疲れやすい、冷えるなどのマイナス面が出てきたりもするので、アラフィフ女性ならなおさらカロリー信仰は捨てるべき!ってことですね。
そのようなことを詳しく書いてあるのが、下でご紹介する本。ご興味があれば是非!
まとめ
ダイエットのエビデンスは続々新情報が発表されるので、「まだスタ」ブログも内容の変更が必要になることも多々あるはず。
食やダイエットの世界は、刻々と新しい発見やら開拓があるものの、人は、安易な方法に流れやすかったり、自分に都合のいい情報を取り入れがちなところがあるので、エビデンスがない新しい情報には注意しなくちゃいけないですけどね。
まだスタでは、これからもしっかりと調べたうえでの情報共有を心掛けております。
それではまた。ちゃおっ
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