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「オックスフォード式最高のやせ方」食事制限なしで痩せてリバウンドしない方法
ごきげんよう、みかねーです。
ダイエットをしようと食事制限を始めてみたものの、どうにも我慢できなくて食べちゃった。そして、激しく後悔して落ち込んだ経験がある女性は、たくさんいらっしゃると思うんですね。
固い決意でダイエットを始めたのに、どうして食事制限が続かないのか?
そのことをわかりやすく解説してくれている本に出合いました。それが「オックスフォード式 最高のやせ方」 下村健寿著
食事制限が続かないことの解説だけでなく、食事制限をしないで痩せる方法が紹介されているので、ダイエットに挫折してきた方に是非、読んでいただきたい1冊です。
ダイエットは痩せたところがゴールではなく、キープできて始めて成功と言えます。
この方法でダイエットすれば、リバウンドも防げるので、是非最後まで読んでみてね。
Contents
オックスフォード式最高のやせ方
オックスフォード式 最高のやせ方 [ 下村健寿 ] |
著者はオックスフォード大学の元シニア研究員で元福島県立医大の主任教授。そして糖尿病や肥満の治療にあたっていらっしゃる医師でもある下村健寿氏。
「健寿さん」だなんて、医師になるべくして生まれたようなお名前です。
福島県立医大の下村健寿教授からお手紙に添付されてた。
西原理恵子が喜びそう🎵
かっちゃんが応援している福島県立医大の研究が世界に認められますよう。なう pic.twitter.com/ooORzGzHWe— 高須克弥 (@katsuyatakasu) September 3, 2017
美容整形外科医の高須先生と親交があるようです。
迷えるダイエッターにとって有益であるだけでなく、ダイエットのメカニズムを解説している部分は多少難しいところもあるけど、読み物としてすごく面白い1冊です。
筋トレをするときは、効かせたい筋肉を意識して動くことがとっても大事。
それと同じようにダイエットも漫然と「食べなきゃ痩せるよね」と実行するのではなく、痩せるメカニズムを知ることで自分がやっていることの意味がわかって効果的です。
では、内容をご紹介していきますね。
食事制限なしで痩せる
「食べる量を減らせば痩せる」誰でもが考えることです。でも、ここに大きな落とし穴があります。
食欲をコントロールしているのは、胃や腸ではなく脳。
脳がコントロールしている食欲には「恒常性食欲」と「報酬系食欲」のふたつがあります。
私たちが食べることを我慢できないのは、快楽を得られる「報酬系食欲」によるもの。
ちょっとだけ食べちゃおっかなぁと思って食べ始めたお菓子を、気づけば一袋完食していた。
お腹いっぱいなのに目の前に出されたスイーツを我慢できなかった、というのはこの報酬系食欲のやらかしです。
私たちが太ることのおもな原因は、この報酬系回路の責任なんです。
「食欲は意思の力ではコントロールできない」という科学的根拠がこの報酬系回路。
恋をしたときと同じメカニズムが報酬系の食欲では働いているわけです。意思の力で恋を止めることができますか?
ね!納得でしょ。
恋には、トンと縁がなく忘れちゃったけど、若かりし頃、恋する相手のことで毎日頭がいっぱいになる経験、してきましたよねぇ。恥ずかしながら。
それと同じように食べることに頭が支配されちゃうとしたら、意思の力ではどうにもならない。
モンブランを目の前に置かれたら、断る言葉もブレーキも持っていません。
私もダイエットをし始めた頃こそ、大好きなバターテンコ盛りのトーストや菓子パンを我慢していたものの、その後ずーっとその我慢が続けられているわけじゃないしな。
だから、食事制限をずーっと続けるのは無理!じゃあ、無理のない方法でダイエットしましょうよ、ってことなんです。
糖質制限について
本書では糖質制限についても詳しく解説されていて、糖を摂取すると体の中でどのように作用するかがよくわかります。
女性が1日に必要とする炭水化物(糖質+食物繊維)は、大体200g~300gほど。糖質制限ダイエットでは、それを50g~60gに制限します。
でもさ、ご飯1膳で50gほどになるから、それで1日量を摂取したことになっちゃうわけです。野菜や果物にも糖質は含まれるわけで、そんなの続きます???
糖質制限ダイエットは、スルスルと体重が落ちては行くけど、それで健康的なカラダが保てるはずはないんです。
糖質制限ダイエットが心血管系に対してネガティブな効果があり、脂肪率を高める可能性は、じつはすでに学術論文として発表されています。
こんな記述もあったので、無理な糖質制限を実行している人がいたら、どうぞフツーの食事に戻してください。
とは言え、1日200g~300gの必要量を超えていたら、それは全て中性脂肪になるので、必要量を守ることは大事。
でね、できれば白砂糖はなるべく使わないことをおススメします。
糖質代謝のメカニズムや、ミトコンドリアの重要な働きについても解説してくれているので、そうしたことへの理解が深まると、自分の食事への関心が深くなり、それが健康的な食生活へとつながるはずです。
間欠的ファスティングについて
1日のうちに空腹な状態を作ることで、体は飢餓に近い状態を作り出します。
すると、全身の代謝の状態に変化が起きて、糖分より脂肪成分をエネルギー源として使うことを優先するようになります。
このように、空腹時間を作ることはダイエットに有効と書いていますが、1日おきに断食する方法は推奨していません。
その理由は本書に記してありますが、断食をすることより「空腹時間を作る」ことを目的に食生活を整えてくださいね。
2020.05.22
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リバウンドしないで痩せる方法
じゃあ、食事制限をしないで痩せる方法は運動ってこと?でも、運動で消費できるカロリーって大したことないって言うじゃない?
そうそう、ダイエットにおいて食事と運動は8:2とも9:1とも言われています。
体重50キロの人が1時間のジョギングで消費するカロリーは約370kcal。これに対して、ショートケーキ1個のカロリーは約360kcal。
1時間走っても、ショートケーキ1個でチャラ。キビシー。
走る気なくなりますよね・・・・
下村医師が推奨しているのは以下の方法。これを続けることで、無理な食事制限もなくリバウンドせずに痩せられる!実践してみましょうよ。
・朝食前の空腹時に運動する
・低強度の長時間運動
・夕食は寝る3時間前まで
・夕食後は何も食べない
空腹時の運動
空腹時の運動は、満腹時に比べると脂肪燃焼効果が大きいものの、筋肉を分解してエネルギーに変えると言われているため、筋肉量を減らしたくない人は避けがちだったりしますよね。
でも、痩せたい人にとって最初にすべきことは脂肪を減らすことだと思うんですよ。
本書には、どうして空腹時の運動がいいのか?についても詳しく書かれています。
お腹が空いてるときに運動したら気持ち悪くなるじゃん、と言っているそこのあなた。気持ち悪くなるほどの強度では行わないのでご安心ください。
朝食前の血糖値が低い状態で運動することで、筋肉のグリコーゲンの量を減らすことが大切なのです。
筋肉内のグリコーゲンが少ない状態で運動を続けることで、筋肉は糖質(グリコ―ス)より脂質を使いやすい状態に変化していきます。
空腹状態や運動することでアドレナリンが出て、それにより脂肪細胞内の中性脂肪が分解されるので、脂肪を落としたかったらやっぱり運動しなくちゃねってことです。
低強度の長時間運動
推奨しているのは朝食前の30分ウォーキングですが、「いやー、朝食前に長時間の運動なんて無理ですよ。」という方がいることは容易に想像できるので、A~Dの4つのコースが提案されています。
A.ウォーキング30分
B.ジョギング15分
C.スクワット1分+もも上げ15分
D.踏み台昇降20分
どうですか?私ならCコースかな。これなら家の中でできるし、16分で終了しますからね。
とは言え、全く運動をしていなかった人には、15分の腿上げはかなりきついだろうから、最初は休みながらでもいいと思うんです。
最終的に15分続けることを目標にし、それがラクチンでできるようになったら、きっと動く楽しさや身体が変わっている喜びを感じられるはず。
そうなったら、次の運動ステップだって夢じゃありませんもの。
低強度の運動を長時間続けることで脂質を燃焼しやすい体になり、3ヶ月の運動習慣の後には糖(グリコ―ス)よりも脂質をエネルギー源として利用する率が上昇する。
運動による消費カロリーはたかが知れてるとは言え、運動なしでキレイに痩せたり、健康な体を作るのは無理。断言します。
体重減とその維持ができれば病気の予防にもなるし、脳における認知機能向上に必須とされている「BDNF」が増加することも確認されているそうです。
まとめ
やることは4つ
・朝食前の空腹時に運動する
・低強度の長時間運動
・夕食は寝る3時間前まで
・夕食後は何も食べない
最初は朝食前の運動なんてものすごく面倒に感じてしまうかもしれないけど、歯を磨く、顔を洗う、と同じレベルの習慣にしてしまえばなんてことありませんから。
要は本気度の問題。
今までいろんな勉強をし、いろんなことを自分で試してきました。この方法なら、リバウンドせずに痩せられると感じます。
ダイエット情報は巷に溢れているし、その人に合う方法と合わない方法があると思うんですね。でも、オックスフォード式 最高のやせ方 [ 下村健寿 ]は、運動習慣がなかった50代以上の女性にぴったりだと思います。
ここまで本書を解説させていただきましたが、著書にはもっともっと有益な事実が書かれているし、にわか情報でなんとなく始めるより、しっかりと内容を理解した上で実践した方が効果的です。
・ダイエットジプシー
・何をやっても体重キープができない人
・運動したくないと思っている人
・リバウンドを繰り返している人
・どうしても食べることがやめられない人
こんな人には是非、本書を読んで自分のカラダの仕組みを理解してからダイエットに臨んでほしいなぁと思います。
それではまた、ちゃおっ
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