ごきげんよう、みかねーです。
今回はパーソナルトレーナーとして活躍されている門脇妃斗未さんの著書「やせ方の正解」をご紹介します。
やせるための基本は「食事と運動」それは変わりません。
だけど、難しいのは継続していくこと。食生活の見直しは、ダイエットのためだけになるのではなく、一生続けるための方法を見つけることがキーポイントになります。
そのためには、自分に合った続けられる方法を見つけることが成功への近道とも言えます。
門脇妃斗未さんの著書「やせ方の正解」には、摂食障害にもなったご自身がたどりついた具体的な方法が書かれていますので、かなり参考になると感じました。
第1章では3つの「肥満タイプ」についての解説もあり、なかなか痩せない!と悩んでいる人のヒントにもなるかも。
Contents
あなたの肥満タイプは?
ここでご紹介する著書「やせ方の正解」の第1章は「あなたが太った理由を受け止める」になっています。
そして肥満のタイプを知ることがダイエットの第1歩としてあり、3つのタイプに分けて説明されていますので、ここは是非参考にしていただきたい!
自分の肥満のタイプを知り、適切な方法を実行していくことが結果を導く近道になりますからね。
【タイプ1】見た目はスレンダーな隠れおデブさん
【タイプ2】がっちり体型、水分不足の固太りさん
【タイプ3】全身に脂肪たっぷり霜降りおデブさん
タイプ1隠れおデブさん
全体的には太っていないのに運動習慣がないため、内臓を正しい位置に保てずお腹がぽっこりしていたり、メリハリのない体形になっている。
こういうタイプの人は、まず運動神経を目覚めさせることが大事だそうです。そう!!やっぱり筋肉は使ってあげなくちゃ育たないし、使ってあげていない神経すら鈍ってしまうということです。
これが20代・30代ならまだしも、50代ともなれば神経も筋肉も使ってあげなくちゃ衰える一方だし、それがダイエットなんて言っている場合じゃなくなって、ケガや病気の原因になってきちゃいますから。
早速動きましょう!
このタイプの人は、適切な運動をして神経や筋肉が目覚めれば、ナイスバディも夢じゃない!ですから。
タイプ2がっちり体型固太りさん
運動経験もあり頑張り屋さんだけど、筋肉の上にセルライトや脂肪が乗っていて、水分が不足し筋肉がしっかり機能していない。
運動経験もあって頑張り屋さんタイプは、比較的ハードな有酸素運動をやりがちな傾向があり、そうすると脂肪が燃焼されずに筋肉量が減ってしまう場合もあるわけです。
適切な運動ができていなかった、とも言えます。
水分不足になって循環が悪くなると血行不良を招き、セルライトができやすくなるそうです。
むくむから・・と水分を控えるのは、ダイエットをしている人にとって非常に危険!痩せるためにも水は飲まなくちゃ!
水は飲んでるのに・・という方は、塩分やお酒の量を疑ってみて。
せっかく水を飲んでいても、必要以上に排泄されていたら結局、体内の水分が適切に保たれていないってことになりますからね。
有酸素運動より過剰な負荷のかからない筋トレをして、しっかりストレッチも行い柔軟性のある筋肉作りを目指しましょう。
タイプ3脂肪たっぷり霜降りおデブさん
運動が苦手て食べることが好き。家族も肥満気味の人が多くたっぷり脂肪を蓄えている。
いわゆるぷよぷよとした脂肪をたっぷり体に蓄えている人です。
体重が重いと激しい運動は関節に負荷がかかり過ぎるし、脂肪が多すぎると体全体が正常に機能しなくなってしまうので、まずは食生活を見直すことが先決。
すぐに取り掛かりましょう。
更年期を境に、女性は脂肪を溜め込みやすくなってしまうため、増量した分を放置していると霜降りおデブさんになってしまう場合もあります。
更年期を過ぎると痩せにくくなるので、「太ったな」と感じたら早めの対処がキモです。
毎日の食生活の食材と食べる量、食べる回数、油や糖の質や量を見直しましょう。その上で、少しずつ運動をスタートさせることをおススメします。
著書「やせ方の正解」
![]() | ダイエットに失敗し続けた人に教えたい やせ方の正解(1) [ 門脇 妃斗未 ] |
著者はパーソナルトレーナーの門脇妃斗未さん。
幼少期から体型の管理が厳しい器械体操をしていて、運動を離れてからはダイエットとリバウンドに繰り返し、正しいダイエット方法に行きついた経験を書いています。
門脇妃斗未さんは現在39歳なので、50代・60代の方には若干当てはまらない部分もありますが、ダイエットの基本は何歳であろうと変わりません。
大事なのは、自分が続けられる方法を見つけること。
そして、バキバキの筋肉質になりたいのか、ある程度脂肪が付いていても若々しいボディを手に入れたいのか、など、なりたいボディによってやるべきことが違ってきます。
まだスタブログでのダイエットは、「美しい姿勢でキレイに歩ける体」を目的としています。
門脇妃斗未さんもストイックなダイエット方法ではなく、食べる喜びを奪わず、食べ方の工夫や時間などを提案しています。
本書は、食べることにブレーキを掛けると大きなストレスになる方にとてもおススメの一冊になっていると感じます。
食べてもやせる体を作ろう
・朝フルーツ
・空腹で朝起きる
・1日1回心拍数を上げる
本書ではこの3つを軸にしています。その上で、これらが守れるような丁寧で具体的な提案を示してくれています。
フルーツは糖質が多いからと、ダイエット中は敬遠される方もいらっしゃるかもしれないけど、ビタミンや酵素・抗酸化物質が豊富だったりもするので女性としては摂取したい食材でもあるわけです。
空腹で朝起きることは、就寝中の内臓の修復作業をスムーズにするためと、お休みモードの副交感神経を優位にするため。
1日1回心拍数を上げるのは、血液循環をよくするためと筋肉を使って脂肪燃焼効果を上げるためですが、本書ではHIIT(ハイ・インテンシティ・ インターバル・トレーニング)高負荷トレーニングを推奨しています。
HIITとは、「High Intensity Interval Training(高強度インターバルトレーニング)」の略で、負荷の高い運動と小休憩を繰り返すトレーニング法のこと。限界まで体を追い込むことで、常に脂肪が燃焼しやすい状態をキープし、体脂肪減少と筋肉増量効果を得るものです。
運動習慣がない人が、短時間であってもいきなりHIITを実行するのは無理なので、本書では1分間のエクササイズを提案しています。
まずはそれから始めるといいかもしれません。
私としては、まずはラジオ体操からでもいいと思うんですね。とにかく、運動習慣がなかった人は「余分に動くこと」これが最大の課題です。
やせる食生活
ダイエットの基本は上でご紹介した3つのポイントが軸になっていますが、「やせるための食生活」についても具体的な方法が書いてあります。
それはものすごく基本的なことで、私たちは便利なこと、安易な方法に頼り過ぎ、それに慣れてしまっているのかもしれません。
「やせる食生活」は痩せるためにすべきことではなく、自分の食生活を見直して、一生続けられるテクニックを身につけることとも言えます。
まとめ
ダイエットは一過性のことでもないし、目標値に到達したら終了でもないんです。
厳しい糖質制限をして体重が落ちたとしても、それを一生続けられますか?ってことだし、ものすごくストレスを感じながら甘いものを我慢している状態を一生続けますか?ってことです。
なるべくストレスを感じないよう、工夫しながらずっと続けられる方法を見つけることがダイエット成功への道でもあります。
それは運動も同じ。
運動は嫌いだから絶対にやりたくない!という人もいるでしょうが、コロナに罹った医師の辻直樹さんが以下のような書き込みをされていて、身体を作っているのは自分自身ということを改めて感じました。
生活習慣病は「薬で数値が良くなっている(良く見える)」と「薬を飲まずに正常」は似て非なる物、全く別物です。心身ともに立ち向かえる身体を今すぐ作っていってください。
原文が長文だったため、抜粋させていただきました。
運動習慣を身につけるダイエット方法は、結果的に身体能力の向上、心肺機能の向上、免疫力のアップにもつながります。
是非是非、ダイエットをきっかけに運動習慣を身につけ、いくつになっても「美しい姿勢でキレイに歩ける体」を手に入れ、健康で溌溂とした毎日を送ってほしいと思っています。
それではまた、ちゃおっ
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