アラフィフファッション

サステナブルの意味は?環境に優しいベンベルグは人にも優しい!ファッションも環境を考えたい


日比谷ミッドタウンのビルの中にある、旭化成の「ベンベルグミュージアム」を見学し、旭化成の方からたくさんのことを教えていただき、非常に勉強になりました。

ベンベルグの歴史や「サステナブル」を学ぶと、今世界中で問題になっているプラスチックごみ問題は、ペットボトルやレジ袋だけのことではなく、ファッションも大いに関係があることがわかります。

指摘されてみれば確かにそうだ!とわかるけど、あまり気づかないポイントだと思ったので、学んできたベンベルグのことやサステナブルとファッションいついてなどをご紹介したいと思います。


サステナブルとは?

少し前になりますが、サステナブルという言葉を聞くようになりましたよね。

サステナブルの意味

持続可能であること。サステナビリティとも言います。

主に「自然環境に配慮する」という意味合いで使われています。

実はファッション業界は、石油業界に次いで環境に優しくない業種でもあるという事実。

そこで、ファッションにも「サステナビリティ」を!というムーブメントのきっかけとなったのが、2013年にバングラディシュでおきたファッションブランドの下請け工場が入っていたビルの倒壊。

そこには、低価格製品を作るための劣悪な労働環境があり、そうして作られるファストファッションを見直そうという気持ちが生まれるきっかけにもなりました。

「自然環境に配慮する」という意味は、そこで働く人たちの賃金も含めた労働環境も込みで考えるべきです。

フォーエバー21は、一時、期飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、日本からはすでに撤退し、破産法適用を申請。

GAPやオールドネイビー、トップショップも経営不振により日本から撤退しています。

経営戦略の失敗なのかもしれませんが、個人的には「サステナビリティ」を無視した結果でもあるのでは?と思っています。

ベンベルグが何故サステナブルなのか?

「ベンベルグ」の原料は、コットンのタネの周りにふわふわと付いているコットンリンターと言われる産毛。それを集め、加工して糸に仕上げています。

元々自然界にあるものを利用しているため、廃棄しても土に戻るってわけです。

ベンベルグは、キュプラとも言い、スーツやスカート、ワンピースなどの裏地によく使われていますが、裏地にはナイロンも使われていますよね。

ナイロンは石油由来なので、大量に安く作れますが、廃棄してもレジ袋と同じように、土にかえることはなく永遠に残ってしまいます。

もうひとつ旭化成のベンベルグがサステナブルなのは、自家発電で操業している自社工場での製造環境にもあります。

ベンベルグとキュプラの違い

ごくごく普通に服を着ていて、ベンベルグとキュプラの違いは何かしら?と気になる人は少ないと思いますが、何でも知っていた方がお得。

結論から先に申しますと、ベンベルグとキュプラは同じです。

これがベンベルグの原糸。極細で切れやすいため、ここから更に糸へと加工し、染色したり製品に仕上げたりしていくそうです。

ベンベルグが誕生したのはドイツ。その技術を1931年に旭化成が輸入し、キュプラとして日本に広めましたが、現在はベンベルグ(キュプラ)を作っているのが、世界で旭化成だけになったため、ベンベルグを名乗ることができるようになったという経緯があります。

ベンベルグは、加工の過程で薬品を使うため、原料が天然であっても天然繊維とは言わず、コットン由来の再生繊維という種類になります。

環境に優しいベンベルグは人にも優しい

これはミュージアムにあった簡単な実験装置。2本の筒の中には左がベンベルグ、右がナイロン素材が入っています。

下から蒸気を出すと、左のベンベルグの方が蒸気が減っているのがわかるでしょうか?ベンベルグには吸湿性、放湿性があるということになります。

天然繊維のコットンやシルクも同じように吸湿性、放湿性があるため、長時間着用していても不快感がないのはそのためです。

ナイロン素材は、寒いところでは冷たい空気を通さないという利点もありますが、内側にこもった湿気を放出しないので、そのまま室内に入ったとき不快感がマックスになるし、汗も吸いません。

環境に優しい素材は、人にも優しいと言うことがおわかりいただけたでしょうか?

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下着屋を営んでいたは、モダールやビスコースと言った再生繊維のナイトウエアも販売していましたが、これらの素材はベンベルグと同じ再生繊維。

ふんわりと柔らかくて、肌触りがよく、ナイトウエアに適した素材でした。

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環境に優しい素材というのは、人にも優しいんです。人も地球という環境の中に暮らす、自然の素材ってことですからね。

イライラする、落ち着かない、そんな気持ちが続くようであれば、下着を見直す、肌着の素材を見直す、こうしたことは見落としがちですが有効です。

アラフィフなら環境を考慮したファッションをセレクトしたい

今は世界のトップブランドも「ファーフリー宣言」をしていて、ナチュラルファーよりフェイクファーが主流になりつつあります。

それは環境問題というより、動物愛護という観点ではありますが、自然に優しいということではざっくりイコールです。

自分のファッション性を優先するより、アラフィフになったら環境を考慮したセレクトができるのでは?と私は思ったりします。

はっきり申しまして、ナイロンよりベンベルグの方が製造に手間がかかるため高いです。

でも、アラフィフであれば数より質で勝負です。

それぞれに価値観やお財布事情は異なりますが、こんな考え方もあるんだよぉーということを知っていただけたら、と思って書いてみました。

まとめ

先日、国連の温暖化対策サミットで、ものすごく熱い演説をしたスウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさん。

その時の演説や、彼女の活動や、周りの大人の対応等に様々な意見が見られました。

そのこと自体に意見はありませんが、子どもたちが安心して成長できる地球を守っていくべき役割を、全ての大人が担っているとは思っています。

自分だけが何かしても変わらない、という意識ではなくて、自分だけでも何かしよう、という意識になったらなぁ。

2020年4月からレジ袋は全て有料になりますが、「そんなの不便」という意見は個人レベルの不便。でも、自分がレジ袋を使わないことで、海がキレイになったら嬉しいじゃないですか!

ねっ。

レジ袋とナイロンはイコールです。レジ袋と衣装品は処分方法が異なるため、服が海辺に山積みに打ち寄せられるような光景は見られないけど、ファストファッションの安価な服を使い捨てで着るより、服選びのときも丁寧に素材をチェックする習慣をつけていただけたらなぁと思っています。

そうは言っても、ファッションは大好きなので、ついつい買い物をして着ない服がクローバーにあったりしちゃう自分を反省し、それが「1年間服を買わない」という決意をした経緯があります。

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それではまた。ちゃおっ



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