まだスタ映画館

最終更新日: 2021.06.21

映画「Runラン」の毒母に背筋も凍るけど実際こういう話しもあるから恐ろしい

ごきげんよう、みかねーです。

金曜日は新作映画の公開日。ということで「Runラン」を観てきました。

怖いよぉ、ぞぞーっとします。

Runなんだけど、走れない。走れないんだけど、心では全力疾走。もどかしいんですよ、ものすごく。

映画って手軽な現実逃避だと思っています。だからこそ洋画がいいわけで、これが邦画で描かれていたら、もっと身近な感じがしてもっと苦しくなっちゃうかもしれないと思うんですね。

では、これから観てみようかなという方もいらっしゃるだろうから、肝心のネタはバラさずさくっと感想を綴ってみます。

映画「Runラン」概略

映画「search/サーチ」の監督と製作チームが新たに描いたサイコ・スリラー。

サーチは、行方不明になった女子大生を父親がソーシャルメディアを駆使して、独自の捜査をしていく新しい手法で描かれたことでも話題になった作品。

search/サーチ
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これもなかなかハラハラドキドキして面白かったけど、今回の「Runラン」は更にその上を行くサイコ感でした。

生まれつきの病気を抱えて車いす生活を送っているクロエは、母のダイアンと二人暮らし。学校にも通っていなくて自宅学習、更にケータイもパソコンも与えられていなくて、全ては母に委ねる生活を送っています。

地元大学への進学を希望し、合格通知を毎日楽しみに待っているんですね。

でも、ある日あることから、母に対して不信感を抱き、脚が不自由ながらも母の目を盗み、知恵を絞って芽生えた不信感に対して調査をしていくんだけど、クロエの企みを知った母の行動が恐ろしいったらないんです。

母ダイアンがクロエを愛情持って育てているのは事実だったとしても、歪んだ愛情がとてつもない行動につながり、そこらへんがサイコスリラーとして恐ろしい作品に仕上がってるってわけです。

実際こういう話しもあるから恐ろしい

実際、日本でも生後2か月の赤ちゃんに血液を飲ませた疑いで逮捕された母親や、平成22には子供3人の点滴に水道水などを混ぜて死傷させたとして母親が逮捕された事例があります。

こうした行為は「代理ミュンヒハウゼン症候群」と言われていて、周囲からの関心を引くため、自己満足、などから生じるらしいけど、正常な精神状態ではないだろうから、母親の過去にそうなってしまった原因があるんだろうなぁと思います。

映画の中でも母親ダイアンには、悲しい過去があり、それによってクロエの人生そのものが大きく変わってしまったんですね。

そこは、ネタバレしちゃうと映画を観る醍醐味がなくなっちゃうから秘密にしておくわ。

映画の感想

画像引用元:IMDb

まさに正真正銘の王道サイコスリラーです。

クロエは物心ついたころから病気と共に生活することが当たり前になっていたし、母親から言われることが全てだったわけで、でも信頼している母親が言っていることが全てウソだったとしたらどうします??

その洗脳から逃れることは容易じゃないと思うんだけど、まあねそこは映画なので、クロエはあっさりと母親を疑って戦う決心をするわけです。

車椅子のクロエにとって、母が庭で水やりをしている隙に電話をするとか、母の留守中に母の寝室にあるパソコンを利用するとか、カギをかけられてしまった個室から屋根に降りて脱出するとか、全てがものすごく大変なわけ。

画像引用元:IMDb

それを見ていると手伝いたくなっちゃうんだけど、もちろんそんなことはできないもどかしさで歯がゆいんですよ。非常に。そのもどかしさが、更に映画にのめり込むことになるんでしょうな。

クロエガンバレ!負けるな!戦え!ってね。熱くなったりもしちゃうわけです。

親子が住んでいるのは郊外の一軒家。クロエの部屋は2階にあるんだけど、バスルームやトイレが2階にしかないなら仕方ないにしてもフツーに考えたら車椅子生活なんだし、1階に部屋を作ってあげた方が便利じゃない?

そこに、もう母親の意図が隠れているし、学校にも行っていないから、クロエには気軽におしゃべりしたり相談できる友達もいないわけです。それも母親の策略よね。

階段には車いす用のリフトが設置してあるんだけど、クロエがどうやら自分を疑っているかも、と感じた母親は、電源を根元からぶち抜いて壊してから出かける。

怖いでしょー。

母親ダイアンは、とにかくクロエの自立を阻もうとし、それを妨害しようとする者が現れると迷わず排除するし、徹底的に戦うわけ。

画像引用元:IMDb

ダイアンにとってクロエの存在価値はクロエに対する愛情というより、自己愛からだと感じるし、クロエの世話をするのも自己満足や自己肯定のためだと思うのよ。

こらーーーっ!いい加減にしろ!目を覚ませ!なんだけど、ダイアンも病気だろうから困っちゃう。

でも、最後にはそんな常軌を逸した行動を繰り返してきたダイアンに、強烈なしっぺ返しがあるんです。

それを見てスーッと溜飲が下がるか?そこまでやらなくても・・・と思うか?あなたはどっちかな?

まとめ

「代理ミュンヒハウゼン症候群」とまではいかなくても、例え親子であろうと別人格だし、自分の子どもであっても所有物ではないのに、束縛が強かったり、やたら知りたがる母親っていますよね。

親は何気なく「何してたの?」とか「どこ行ってたの?」とか聞いてくるんだろうけど、それがいつもだとかなりウザい。

子どもの成長と共に、接し方を変えていくべきなんだろうなぁと感じます。

これから暑くなっていくので、ぞぞっと背中に冷気を感じたい方にはおススメかも。

ホラー映画のように、どどーんと怖い何かが出てきたときに一気に感じるスリルじゃなくて、じわじわと追い詰められてたらーっと冷や汗が流れるタイプの作品かな。

それではまた、ちゃおっ

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