ごきげんよう、みかねーです。
何でもやってみたくなる私。先日テレビで見た「牛肉ミートファーストダイエット」っつーやつは、どうなんだろう?と、番組を見ている最中から非常に気になっていました。
べジファーストがいいと言われていたかと思ったら、次はミートファーストかっ!世の中の移り変わりは早いもんだと感じたりしつつ、やる気満々で、次の日には牛肉を買ってきて早速実行。
ということで、きっちり1週間、時間はたっぷりあるので1日も欠かすことなく実践してみました。
その結果と感想を口コミしたいと思います。
Contents
牛肉ミートファーストダイエットとは
ミートファーストダイエットの方法
朝食・昼食に制限なし!
夕食のときだけ約150gの牛の赤身を8割ほど先に食べる
これだけです。
3食とも炭水化物を摂取してOK。だけど、夕食のときだけは、必ず用意した肉料理の8割を先に食べるということ、ここがポイントです。
これなら、簡単なんじゃない?と思いまして、そう思ったらやってみたくなりまして、どんな結果が出るか数字で確認したくなりまして、スタート前にジムで体重と体脂肪率を量っておきました。
何故ミートファーストがいいの?
ベジファーストよりミートファーストの方が、血糖値上昇が緩やかだということが大きな理由。
大量の糖質が体内に入ると急激に血糖値が上昇し、血糖値を下げるためインスリンが活発に分泌され、体内に入ってきた糖質を脂肪として蓄積することになってしまいます。
なので、空腹時にまず糖質から摂取するのは、ダイエットという観点だけでなく、健康を考えてもマイナスになります。
野菜より肉の方が糖質も低いし、牛の赤身には「インクレチン」という血糖値の上昇を緩やかにしてくれる物質があることから、まずは肉を食べて血糖値の急上昇を防ぎましょう!ということです。
血糖値の急上昇を防ぐことでダイエット効果を出す方法なので、おやつの甘味や食後のデザートは我慢です。
肉は咀嚼が必要になるため、噛む回数も多くなり、それによって満腹中枢が刺激されるだけでなく、内臓脂肪を燃やし、ヒスタミンが分泌されて満足度がアップするのだそうです。
何故「牛肉」なのか?
牛肉には、アミノ酸の一種である「L-カルニチン」が豊富に含まれ、体内で脂肪が燃焼されるときになくてはならない栄養素です。
ちなみに、牛肉より「L-カルニチン」が豊富なのは羊。
私は、基本あまり肉が好きな方ではないので、羊を食べてまで「L-カルニチン」を増やそうという意識は、今のところ全くないけど、羊大好き!という方なら羊も有効と言えます。
100gの肉に含まれる「L-カルニチン」
牛肉 130 ㎎
豚肉 70 ㎎
とり肉 30 ㎎
えーーーー、筋肉作るためにとり肉ばかり食べてたのにぃ~、という声も聞こえてきそうですが、同じ重さだと牛肉より鶏肉に含まれるたんぱく質量が多いため、筋肉を増やすことが目的なら鶏肉に軍配が上がります。
100gに含まれる「たんぱく質量」
牛もも肉 20.7g
豚もも肉 22.1g
皮なし鶏むね肉 24.4g
というわけで、ミートファーストダイエットを実行するなら牛肉!ということになります。
ミートダイエットについて書いている他のサイトを見ると、牛肉の摂取量を体重×1gとしているところがありますが、1日の推奨たんぱく質摂取量が体重×1gです。
40代、50代の女性なら50gから60gほどが適量とされています。
「ミートファーストダイエット」で目安にしている1回の量は、150gとなっていました。テレビで実践していた対象者は女性だったので、男性ならもう少し多くてもいいと思います。
牛肉150gに含まれるたんぱく質量は約30gほど。1日の摂取量が50gだとしても、それを全て肉で摂取するのではなく、大豆・魚・卵・乳製品にもたんぱく質は含まれるので、他の食材からもバランスよく摂取する方が健康にいいですね。
1週間実践した効果は?
体重と体脂肪率を量った翌日から、1週間は真面目に牛肉の赤身を買ってちゃんと料理しました。
ただし、私の1日の食事は、一番昼食にボリュームがあるので、朝食はいつもと変わらず、昼食に「牛肉ミートファーストダイエット」を実行。
夜はスポーツジムに行っていることが多いため、プロテインシェイクか軽い食事になっています。
そんなメニューでしっかり1週間実行しました。
ほらっ!見てください。字が少し小さいけど、わかりますか?向かって左がBeforeで体脂肪率24.5%、右が1週間実践した体脂肪率で23.4%。
じゃーんっ!1.1%減です。結果出ました!
ということは、ミートファーストダイエット成功!と言えるのではないでしょうか?
体重は100gしか変わりませんでしたが、体脂肪率が1週間で1%以上減ったのでこれは大成功だと思います。
色々やってみて感じることですが、少しの努力で意外と体脂肪率はすぐに落ちます。油断するとすぐに増えるけど、比較的減らすのは簡単、ということが実感できると増えることが怖くなくなります。
あ!でも、しばらくほっておいて、べらぼうに増えてから減らすのは大変ですよ。だからこそ、マメにチェックは必要です。
体脂肪率は知りたくないから量らない、なんて言わないでくださいね。正直な自分を知ること!ここ、大事です。
正直な感想
その1 肉があまり好きじゃないから困った
先にも触れましたが、それほど肉が好きなわけではないので、毎日牛肉を食べなくちゃいけない、となると私は1週間が限界でした。
ミートファーストダイエットを考案なさった工藤孝文医師によると、飽きてきたら1週間に2-3回でOKということでしたので、それなら続けられるかなぁとは思います。
多分、私は1食で150gは食べられていなかったと思うので、肉をちゃんと150g食べ、その結果ご飯の量が減っていれば、もう少し結果が出たかもしれません。
その2 肉と一緒にご飯が食べたい誘惑
一番辛いと思ったのは、肉とご飯が一緒に食べられないこと。
やっぱり肉を口に入れたら、一緒に白飯かっ込みたくなりますよね。だけど、肉だけ咀嚼しなければならない。ああああ、ご飯が食べたい・・と感じました。
醤油やタレで味付けしちゃうと、ご飯の誘惑に負けちゃうかもしれないので、肉料理は薄味の方がいいと思います。
その3 毎日牛肉だと食費がかかる
肉の中では一番値が張るので、買い物に工夫をしないと、毎日の牛肉は生活費を圧迫する可能性もあるだろうと思いました。
まとめ
1週間で体脂肪率がマイナス1%という結果は出たけど、ずっと続けても減り続けるわけでないと感じたので、ひとつの選択肢としてこういう方法もあるよね、と覚えておくといいかなと思います。
それでも、自分でやってみなくちゃわからないので、これからも新しいことには可能な限り挑戦してみたいと思っています。
時間はたっぷりあるので、忙しい方に代わって実践し、偽りのない感想を述べ、それがお役に立てたら嬉しいです!
あ!でも、体質や環境が違えば、結果は違ってくるかもしれませんので、そこはご理解くださいませね。
やってみて、わずかながらでも結果が出ると嬉しいです。ただねぇ、基本自分に甘いので、少し結果が出ると、じゃあイチゴパフェ食べよう!ってなっちゃうんだけどね。
それもまた楽しいかな。
それではまた。ちゃおっ