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観てきました。木村拓哉と二宮和也の初共演で話題になった映画「検察側の罪人」

「検察側の罪人」の原作は「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説です。

大好物のミステリージャンルだし、木村拓哉さんと二宮和也さんの共演を楽しみにしていましたが、解釈が難しかったりもしましたが、共演に対する期待を裏切らない作品でしたね。

「検察側の罪人」オフィシャルHP

 

検察側の罪人 キャスト

  • 東京地検 刑事部 本部係検事「最上毅」 木村拓哉

刑事部きってのエリート検事。

  • 東京地検 刑事部 検事「沖野啓一郎」 二宮和也

入庁5年目で、刑事部に着任したての若手検事。

  • 東京地検 刑事部 検察事務官「橘沙穂」 吉高由里子

入庁2年目の検察事務官。沖野の担当事務官に着任。

  • ブローカー「諏訪部利成」 松重豊

闇社会のブローカー。最上のために影で動くが・・

  • 衆議院議員「丹野和樹」 平岳大

最上の大学時代からの親友。義父である政界の大物議員の秘書。

  • 被疑者「弓岡嗣郎」 大蔵孝二

老夫婦殺人事件の捜査過程で新たに浮上してきた被疑者。

  • 弁護士「小田島誠司」

国選弁護士として松倉の弁護を担当することになる。

  • 大物弁護士「白川雄馬」

人権派大物弁護士。小田島を後援する形で松倉の弁護団を結成。


検察側の罪人 あらすじ

都内で発生した強盗殺人事件。

被疑者の一人として浮上したのが、時効を迎えてしまった過去の未解決殺人事件で重要参考人だったということがわかり、捜査方針を巡ってエリート検事である最上毅(木村拓哉さん)と駆け出し検事である沖野啓一郎(二宮和也さん)が対立する姿を描いてる。

最上毅(木村拓哉さん)は松倉を執拗に追い詰めていくが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。

最上毅(木村拓哉さん)が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、沖野啓一郎(二宮和也さん)が疑問を抱き始める。


検察側の罪人 スペシャルインタビュー

映画.comに「検察側の罪人」について映画ができるまでの木村拓哉さんや二宮和也さんのこぼれ話や、ロケ地での様子などを知ることができる「インタビュー記事」が載っていましたので、ご興味のある方は是非。

検察側の罪人 スペシャルインタビュー

二宮さんだってスターなのに、平成の大スター「木村拓哉」という先輩と平成のうちに共演できたことを、後輩に自慢したいと語っていて、ピュアな一面を感じたインタビュー記事でした。


検察側の罪人 原作

内流 悠人(ないる ゆうと)名義で応募した『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、2000年同作でデビューした「雫井 脩介」による2013年の作品。

2004年に刊行した『犯人に告ぐ』は、2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に。

『犯人に告ぐ』は2007年に豊川悦司さん主演で映画化。

余談ですが、『犯人に告ぐ』は劇場型捜査と言われる策を取り、幼児誘拐事件を解決していくサスペンスですが、鬼気迫る豊川さんの演技と、幼い命が狙われる切なさと、犯人がわからない恐ろしさがないまぜになった見応えのある作品でした。

現在Huluで観られます。



検察側の罪人 感想ネタバレあり

感想その1 キャスティング

木村拓哉さんは、エリート検事役。40代半ばになった木村拓哉さんには、エリートらしいシャープさも感じ、暗い過去を持つちょっぴり陰のある検事役を見事に演じていたと思いますが、ポケットに手を突っ込む「キムタクスタイル」は卒業した方が、よろしいかもなぁーと感じました。

ポケットに手を突っ込んだだけで、演じている役柄より「キムタク」を前面に感じてしまうのは私だけでしょうか。

二宮和也さんは、素晴らしかったです。あのかわいい顔ですごまれても怖くないし!と思ってたけど、いやいや鬼気迫る犯人への恫喝、結構ビビったもん。

個性的な脇役の中で、やっぱり裏切らないよねぇ~と感じたのは、闇社会のブローカーを演じていた松重豊さんですね。

怖いんだけど怖くない。脅されてはいないけど、ぞーっとするような感じ。松重豊さんならではの表現力が輝いていました。

感想その2 ストーリー

ミステリーは、時に1回観ただけでは難解なものがありまして、これもまたそんな感じ。

木村さん演じる「最上毅」が心を捕らわれている過去の事件を軸に、義父である政界の大物議員の秘書をしている最上の友人「丹野和樹」の逮捕劇が絡んできます。

何故、丹野は逮捕されなければならなくなったのか?嫁の怪しい宗教はどんな伏線になっているのか?など、ちょっと理解しにくい場面もあったかな。

正義を審判する検事が、その立場を利用して復習しようとする心理。恐ろしい語しではあるけど、もし実際にこうしたことがあるとしたら・・

いや、そこまでじゃなくても、どこかで証拠が捻じ曲げられたり、捏造ねつぞうされたりってことはあると思っていますね。私は。

感想その3 正義とは?

この映画の大きなテーマは、「正義」だと思うんですね。己の正義を貫く二人の検事の戦い。

エリート検事でありながら、その立場を利用して復習を企む最上。そして、その企みを察知し、阻止しようとする沖野。

正しいのはどっちか?は、見ていれば容易に判断できるものの、ぶつかり合う信念と葛藤に引き込まれます。

最後に

「人は100%嘘ではないし、100%本当でもない、そして100%の正義というのもない」というナレーションが入りますが、確かに!と思わずうなずいちゃいましたね。

「正義」の定義にそれほど大きな解釈の違いはないだろうけど、正義を正当化する嘘や脚色、言い訳はたんまりあるだろうな。自分も含めて。

感想その4 鳥取レモネード毒殺事件

つい先日書いた「和歌山カレー事件」を元にしたであろう事件が、ストーリーの中に盛り込まれていて、書いたばかりだったのでドキドキしちゃいました。

それだけ、和歌山カレー事件は、人の記憶に深く残った惨事だったのだと改めて感じます。

映画の中での設定は、冤罪事件として扱われていました。

「林真須美死刑囚「和歌山カレー事件」の動機は結局何なの?再審の可能性は?」

事件から20年経過し、死刑宣告をされたものの執行はされておらず、林真須美本人が無罪を主張し、冤罪の声もあることで興味を持って書いたのが上の記事です。

だからこそ、作者は何を意図して似た事件を設定して作品に盛り込んだのか、聞いてみたくなりましたね。



映画でのジャニーズ対決

現在公開中でもある山下智久さん主演の「劇場版コードブルー」と、実はジャニーズ対決とも言われているこの作品。

どちらも観ましたが、コードブルーは女性が多く、しかも平均年齢も比較的若かったけど、検察側の罪人は男性も多く、年齢層が比較的高かったです。

映画「劇場版コードブルー」は最後のナレーションが沁みる!はこちら

ジャンルが全く違うので、比べることはできないと思うけど、出演している方にしてみたら、というか先輩の木村拓哉さんは負けたくないと思うのでしょうかしらね。

さぁーて、最終的にはどっちの方が興行収入いいのかな?

チケットの余裕とか、人の入り方とかは、コードブルーの方がよかったような気がしますけど、検察側の罪人はまだ始まったばかりだしね。


みかねーのここだけの話し

実はさ、映画の中で木村拓哉さんが演じている最上毅は、子連れの年上女性と結婚している設定なのね。

で、その妻は大して出番もないし、重要な役ではないんだけど、横顔や雰囲気が工藤静香さんに似ている気がするのよ。と、思うのは私だけかしらねぇ

これからご覧になる方は、是非チェックしていただきたいわ。まあ、どうでもいいことなんだけど、もしそれが意図した配役だったら、ちょっとえげつないなぁーと思ったのよ。

どうせなら本人が出れば話題にもなるだろうけど、似て非なる者には価値ないしね。なぁーんて下世話なこと考えちゃったわ。

木村拓哉さんの次回作は2018年1月に公開予定の「マスカレードホテル」

「マスカレードホテルがキムタク主演で映画化!東野圭吾原作本もおススメ!」

こちらに書いてみましたので、ご興味があればぜひぃ~

それではまた。ちゃおっ

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