ごきげんよう、みかねーです。
youtubeでトレーニング動画を探しているとよく目にするのが「足やせ足パカ」的な動画。足を上げて開閉するだけで脚は細くなるのか?
足パカは、SNSで「効果があった!」と口コミで広がった方法だそうですが、まあねー若かったらそーゆーこともあるかもだけど・・・(猜疑心の固まりな私)
寝たまま足をパカパカと開閉するだけの簡単な動きで足やせするなら最高!と思っているとしたら、トレーニング舐めてるよねー。
そんなに簡単に効果が出るはずないし、そもそもトレーニングは正しい方法で行わないと効果は出ません。
じゃあ、効果が出ない場合はどこを見直せばいいか?ということと、股関節や太ももが痛くなる理由を解説したいと思います。
足パカで足やせに効果が出ない場合の対処法
足パカとは、下の画像のように仰向けに寝て両足を90℃に持ち上げ、開いたり閉じたりする運動のことです。
足を動かす動作ではあるけど、正しい姿勢で行う場合、ターゲットにしている筋肉は内腿とお腹。
この動きは、そもそも体が硬い人には不向き、と私は感じます。
まず、直角に脚を上げるだけで足の裏側がすでに痛かったり、膝が伸ばせない場合は脚の裏側の筋肉が硬いので、ストレッチをして筋肉の柔軟性を向上させる必要があります。
身体が硬いまま無理をしてやり続けても効果はあまり望めません。だとしたら、足パカじゃなくて他の方法を選んだ方がいいと思いませんこと??
もうひとつ考えられるのは、つま先の方向です。
つま先が伸びていると内腿に効きづらいので、足裏が天井に向くよう、足首は倒して行います。
あとは、脚の開閉速度です。「足パカ」だからとパカパカ走るかのように開閉するのではなく、股関節に負担がかかりすぎない速度で開き、開くときよりゆっくりと内腿に負荷を感じながら閉じます。
・体が硬い人は他の方法にする
・つま先の方向に注意
・開閉の速度
以上、3つのポイントを参考にして行ってみて下さい。
股関節が痛くなる理由
足を開いたときに股関節が痛くなるのは、股関節が硬いことによります。
ストレッチをしてから行うのもひとつの方法ですが、無理をして足パカを続けるより、他のトレーニングを行うことをおススメします。
太ももが痛くなる理由
本来、足パカは太ももの内側とお腹に効かせるべき動きですが、太ももの前側が痛くなってしまう場合は、お腹に力が入っていないと考えられます。
しっかり腰を床につけ、お腹に力を入れて行う
脚を直角に上げたとき、腰が床についているか確認し、お腹に力を入れた状態で脚を開閉します。
腰が浮いてお腹に力が入っていないと、前腿の力で脚の開閉を行ってしまうことから太ももが痛くなります。
それを繰り返していると、前腿の筋肉が発達して太くなってしまう場合もあるので要注意です。太ももの前側が逞しくなっちゃ悲しいですものね。
どんなトレーニングでも同じことが言えますが、正しい姿勢で行えていないと、違うパーツに負荷がかかって望んだ効果が得られない、ということになってしまいます。
太ももの前側に痛みを感じる方は、必ず腰を床にぴったりと付けて、お腹に力を入れてやってみて下さい。
お腹に力を入れる方法がよくわからない場合は、お尻の下にタオルを差し込んで少しお尻を持ち上げると、腰が床に付きやすく力が入れやすくなると思います。
体が硬い人のための足やせトレーニング
この動画すごくいいです!
股関節から太ももの裏側、内側のストレッチから始まり、3種類のトレーニングを行った上で最後にマッサージまで行っています。
個人的には、柔軟性を向上させる静的ストレッチはトレーニングのあとの方がいいように思うので、4分14秒からのワイドスクワットから始めて、カーシーランジまでを先に行った方がいいかも。
股関節や腿裏から内側まで全体の柔軟性を向上させる数種類のストレッチが組み込まれていますので、最後までやってみたら、最初のストレッチに戻って全部行って終了!って感じでしょうか。
足パカだけを数セット行うより、効果的だと思いますのでやってみてね。
まとめ
巷で話題になっているから、とりあえずやってみる!という発想は大好きです。
私は昔からかなりミーハーなので、人がやっていることはやってみたくなります。だけど、人がいいと言っていても自分もいいと感じるかどうかは別ですよね。
トレンドらしいけど、好きじゃない、自分には合わない、ってことはありますもん。
痩せる方法やトレーニングも同じです。
脚痩せに限らず、お腹やヒップのトレーニングもいくつも種類があるから、取り入れやすい方法からスタートした方が長続きします。
楽な方法より、正しい姿勢で続けられる方法を選んだ方が効果も出ますから。
足パカは、股関節や身体が硬い方には不向きだと感じるので、是非ご紹介した動画のトレーニングにトライしてみて下さい。
それではまた、ちゃおっ
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