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ごきげんよう、みかねーです。

寒さが戻ってきちゃいましたね。こんな日は、暖かい映画館でしばし現実からのワープはいかがでしょうか。

きょうは現在、公開中の洋画3本をご紹介。

「グレイテストショーマン」

【(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation】



ミュージカルにはあまり興味がなかったのですが、ある日の土曜日「王様のブランチ」でLiLiCoさんが主演のヒュー・ジャックマンにインタビューしているのを観て、俄然興味が湧き行ってみた結果、大正解!!音楽とダンスが素晴らしい作品でした。

舞台は19世紀半ばのアメリカ。「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれたP・T・バーナムの半生を描いた作品です。

幼い頃に父親を亡くし苦労した主人公のバーナムは、人とは違う見た目を持つ人を集めた見世物ショーで、大成功を収めるのですが、その後まあいろいろと事件が起こるわけです。

見た目の違う人を見世物にするだなんて、今では考えられないことですが、私が幼少期には日本でも「見世物小屋」として存在していたような記憶があります。


みかねーみかねー

ストーリーは、成功と挫折、そして復活の中にある人間模様とストレートな作りですが、ホント!!何より音楽とダンスが見事です。

生まれ変わったら歌手かダンサーになりたいと思うほど、どちらも大好きなのに、どちらの才能も皆無だもので、素晴らしい音楽とダンスにはものすごい憧れがあるわけです。



スクリーンを見つめているうちに自然と足踏みしたり、体が動いたり圧巻のダンスシーンでは感動でうるうるしちゃうほどでした。

これはもう音の中に身をゆだねるためにある映画かと。

ま、ミュージカルだから当たり前ですけど、観ている側がそういう感想を持つということは、ミュージカル作品としては大成功ということですよね。

ヒュー・ジャックマンの脇を固める個性的な俳優陣も存在感があって、映画に見事な華を添えていました。

ちょっと気分が落ちている人、楽しいことがないなぁーと思っている人、悩みがある人・・・絶対見た方がいいです!!

きっと、少しは気分が上がって映画館を後にすることができるはず。


「グレイテストショーマン」オフィシャルサイトはこちら

The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ

【(C)2017 Focus Features LLC All Rights Reserved】



ルノワールをよく知っているわけではないけど、ぼわーっとした靄がかかる鬱蒼とした森の中を歩く少女の冒頭シーンが、勝手なイメージとして「ルノワールの絵画」を思い出させます。まるで動いている絵画のよう。

一貫して女性監督らしい映像の美しさがあり、それが女性心理の恐ろしさを底辺までドロドロに落としていかない救いもあったように感じました。しかし!森がとにかく美しい。実在するの???と思うほどの完璧な森具合。

何て説明したらいいんですかねぇ ああああ、自分のボキャブラリーの少なさにイライラしちゃいます。

その少女が森の中で、ひとりの負傷した兵士と出会うところから物語が始まります。


ときは、アメリカの南北戦争時代。森の中にある女子寄宿学園で暮らす7人の女たちの中にその兵士が加わることで、様々な心理的そして行動的軋轢が生まれていきます。

ニコールキッドマンが学園の園長なんだけど、まあああ美しい。様々な役を演じていますが、クールな役どころもかっこいいけど、今回のように見かけはナチュラルな美しさを持ち、内面に強さを秘めている役のニコールさんの方が好きかなぁ。

映画の中で着ている女性たちの衣装が、トップはタイトにスカートはたっぷりとギャザーが寄せられ裾に向かって広がり、歩くたびに足元で重そうにゆらゆらする様が、彼女たちの心理を描いているようにも感じました。

襟元はあくまでクローズ、デコルテは見えない。そして色合いは白からベージュという清楚で抑えたカラー。ただ、彼女たちの衣装の色やデザインが途中の夕食シーンで一変します。

そこもまた、女性監督が作った作品だからこその女性心理を衣装で表した場面とも受け取れましたかしらね。

戦争の渦中、己の欲を封じ、つつましく暮らさなければいけないという抑圧の中に兵士が入ってくることで、静かに秩序が乱れていき、ラストシーンは・・・女の欲を越えた団結を観た思いでした。


みかねーみかねー

女性って、彼とうまくいっているときは女友達と疎遠になることもあるのに、彼との関係が怪しくなってくると、急に共感して集うことってあるじゃないですか!

まさにそれを思い出す映画でしたねぇ女性ってやっぱり怖い。世の中の男子たち!女子を侮ると怖いってこと、しっかりと肝に命じてくださいませね。





「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」オフィシャルサイトはこちら

空海

(C)2017 New Classic Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures, Shengkai Film



邦題は「空海」だけど、原題は「妖猫伝 Legend of the Demon Cat」 原題の方が内容としっくりくる感じ。

今まで世界の歴史も日本の歴史も全く興味がなかったのですが(マリーアントワネットは除く)、歳のせいでしょうかしらね、空海って何者だ?という興味から行ってきましたが、空海を描いた物語というより、ポスターのコピーにもある通りまさに「空前絶後のスケールで描く 百花繚乱のエンターテイメント」でございましたね。

空海を描いているのではなく、空海を中心としたサーカスのようなミステリー作品って感じでございました。楊貴妃は作中で西洋と中国のハーフとして生まれたことになっていましたが、実際は生粋の中国生まれの中国人ですよね??


みかねーみかねー

「貴妃」と呼ばれていたので、「楊」にはどんな意味があるのだろう?と思いまして調べてみたら、”「貴妃」は女官の位の名” という意味なので、楊貴妃は「楊」という名の「貴妃」という位の女官ということですかしらね?? なるほど。

今まであまり勉強はしてこなかったので、新しいことを知るとすごく脳が刺激されて楽しいです。楊貴妃の衣装や舞台装置、特撮が素晴らしい映画でもありました。

映画を観終わって出てきたおじーちゃんが、連れのおばーちゃんに「あれはなんじゃ?? ようわからん」と言ってました。

うーーーーん、確かに「空海」を軸とする歴史的ストーリーを観ようと思ってたら、ちょっとはぐらかされた感じはあるかも。でも、おじーちゃんはきっと新しい映画の世界を発見したに違いありません。


「空海」オフィシャルサイトはこちら




最後の「空海」は日中合作なので洋画とは言えませんが、邦画にはない色使いや背景を楽しむことはできます。映画は手軽な現実逃避と思っていますので、自分が存在していない世界観の洋画が大好きです。

春休みが近いので、子供向けの映画が多い季節になっていますが、3月末になるとまた面白そうな映画が封切になりますね。今から楽しみです。

それではまた。ちゃおっ